もも裏の張りが改善するストレッチ。ももの前を伸ばすのも大事です。
ちょっとした肉離れのようなもも裏の張りに。
準備運動を怠ってしまったときや普段しないような激しい運動をしたときにもも裏が肉離れを起こしたり、突っ張るような違和感を覚えることがあるかもしれません。症状が重いときまず病院に行くべきですが、治った後と予防のためのストレッチをご紹介します。ただ無理だけは禁物です。
もも裏のストレッチまとめ
・まずは病院へ
・もも裏を伸ばすストレッチ
・もも前を伸ばすストレッチ
・腰を痛めないように注意
痛めたら病院に行くのが一番
怪我をした場合は、ストレッチを行う前に一番大事なことが病院に行くことです。特に肉離れした直後などは筋肉が断裂していて、その状態でストレッチをしてしまうとさらに悪化してしまう可能性も十分にあるので、まずは病院に行き、医師に相談しましょう。
そして怪我を治療した後にストレッチを開始します。その場合も急に高負荷のストレッチをすると再度痛めることもあるので、毎日少しずつやっていくようにすると良いでしょう。
もも裏のストレッチ
まずは張りやすいもも裏のストレッチから。一気にやると逆効果なので毎日少しずつ。
・前屈
座ってやっても、立ってやってもよいですが、背筋を伸ばしたまま前に倒れるようにしましょう。つま先に手が届くことよりも太ももの裏がしっかり伸びていることを確認しながらやると効果が分かりやすいと思います。
・タオルを使ったストレッチ
平らなところで寝て、膝を伸ばします。そうしたらタオルを両手で持ち、足の裏に引っ掛けるようにして膝を伸ばしたまま体側に引っ張っていきます。力を入れすぎると簡単に上まで上がりますが、勢いをつけると怪我につながるのでゆっくりと少しずつやるようにしましょう。
もも前のストレッチ
ももの裏側だけでなく、前側も伸ばすことでもも全体の柔軟に繋がります。
・立った状態で足首を後ろに引っ張るストレッチ
真っ直ぐ立った状態で片方の膝を後ろに曲げて、曲げた方の足首を手で持ってお尻にくっつけるようにします。大体20秒から30秒程度キープしましょう。 ももの前を触ると伸びていることが確認できると思います。
無理に腰から曲げると腰を痛める可能性も
案外気を付けてほしいのが、腰を痛めないようにするというところです。太ももの柔軟に意識が行き過ぎて、腰を無理に曲げようとしてしまうと腰痛の原因になります。
僕も一時期前屈ばっかりやっていて、ある程度体は柔らかくなったのですが、同時に腰を痛めたことがあります。十分注意しましょう。背筋を伸ばすのと無理をしすぎないことが大事です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。僕が太ももを柔らかくするために普段やっている柔軟体操を簡単にまとめてみました。肉離れはひどいと歩けなくなってしまうので、普段から少しずつ柔軟運動を取り入れていくと予防になると思います。
日々の柔軟が健康を作ります。それではまたどこかで。