膝の外側が痛いときは腸脛靭帯炎を疑いましょう。ストレッチのやり方と原因。ランナーズニー
ランニングを続けられるあなたの努力を邪魔しないために。
ランニングを続けていると足が痛くなったり、膝が痛くなったりと小さな怪我や体の不調が起きてきますよね。今回はその中でも、かなり深刻な悩みである、「膝の外側の痛み」について簡単にまとめておきます。
僕の場合は、右膝の外側から背中の左側の痛みまで発症しましたが、簡単なストレッチで両方ともある程度治りましたので、参考にしてみてください。
腸脛靭帯炎の原因と対処法まとめ
・膝の外側に多い、腸脛靭帯炎
・まずは病院へ
・膝の外側から、お尻、背中にかけてつながっている
・固くなっている反対側の筋肉は緩んでいる
・簡単なストレッチ
腸脛靭帯炎とは
詳しい情報はこちらの医療検索サイトからどうぞ。
ざっくり痛みの原因を解読すると、膝の外側の腱がその隣の骨にこすれることで引き起こされるということです。きっかけはO脚や過度なランニング、合わない靴を履くことが主になります。画像によるイメージは下記サイトから。膝の内側の痛みの鵞足炎との違いがよくわかると思います。
自己判断せず症状が重い場合は病院へ
まず最初にやることは症状の判断ですが、自己判断だけに頼るのは非常に危険です。ちょっとした痛みだけの場合だと、まずは安静にするだけでおさまることも多いですが、骨と腱の擦れが原因なので再発することも多いです。できるだけ整形外科や整骨院に行き、お医者さんに相談しましょう。特に痛みが強い、ただ歩くだけでも痛みがあるという場合には必ず病院に行くことがおすすめです。
膝周り以外の筋肉が原因のことも
膝周り以外の筋肉が原因のこともあるという根拠は下記のリンクからです。
具体的には「背筋・お尻周りの筋肉から腸脛靭帯まで」と「腹筋・ももの付け根の筋肉から腸脛靭帯まで」の二つです。これらの筋肉が固まることによって引き起こされますが、固まる筋肉があるということはゆるんでいて働いていない筋肉があるということが書かれています。
固まっている筋肉をゆるめつつ、ゆるみすぎている筋肉を機能させることにより、筋肉のバランスが整い、腸脛靭帯炎の予防・改善に繋がります。
僕は右膝の腸脛靭帯炎と左の広背筋の張りと痛みに悩まされていたので、これはある程度信用できる情報だと思います。
簡単にできる毎日のストレッチ
ストレッチの画像付でのやり方は上記のリンク先に詳しく載っているのでそちらをぜひ参考にしていただければ。ストレッチは3種類あります。
・腹筋と背筋をゆるめる
・ももの前の筋肉を伸ばす
・お尻からももの付け根、腸脛靭帯を伸ばす
さいごに
いかがでしたでしょうか。膝周りの痛みは、走るモチベーションが高まってきた頃に発生しやすく、走りたい気持ちはすごくあるのに走れないもどかしさで辛いですよね。こういった怪我を防ぐには、走る距離を一気に増やさないこととランニングフォームをしっかりすることが大事です。
ただそれでも膝の痛みを感じることはあるので、そういったときにはこの記事のリンクを参考にすると予防、治療につながると思います。
それでは楽しいランニングを。