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【月面探査チーム HAKUTO】月面探査レースGoogle Lunar X PRIZEは勝者なし。結果と成果。

38万キロの距離。

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日本チームHAKUTOが参加している月面探査レース、Google Lunar X PRIZEについての情報がyahooニュースに乗りました。レースの期限は3月31日までだったのですが、1月24日に主催側から結果が発表されたというニュースでした。

headlines.yahoo.co.jp

月面探査レース結果まとめ

ロケットの打ち上げが期限に間に合わず勝者はなし

日本チームHAKUTOの代表は今後も月を目指していくとのこと。

・月面探査レースで少し近づいた宇宙

勝者はなし

期限である2018年3月31日までに月に到達できるチームがいないため、今回のレースの勝者はいないとの主催側からの発表でした。そのため総額3000万ドルの賞金を受け取るチームもいません。

先日、日本の月面探査チームHAKUTOのロケットの打ち上げが3月31日に間に合わないというニュースがありましたが、今回他の4チームも間に合わないという結果になってしまいました。資金調達、技術、規制の困難さなどが要因だと主催は発表しています。

日本チームHAKUTOは今後も月面を目指す

HAKUTO袴田武史代表のコメントはこちら。

k-tai.watch.impress.co.jp

袴田武史代表は「挑戦は続ける」と語っています。レースは終了しましたが、月面への活動が今後も続いていくということだけでも、このレースは大きな意味があったと考えます。もちろんこのブログとしても今後のHAKUTOの挑戦には注目していきます。

結果は芳しくなかったですが、月には近づいている

今回のレースでは月面に着陸できたチームはありませんでしたが、たくさんのチームが月面を目指して協力したことで技術面、知名度の面で進歩したのではないかと思います。プロジェクトがうまくいかなかった理由はきちんと発表はされていませんが、技術や資金の問題だと主催側は発表しています。

やはり確実に月面に到達できるロケットの開発にはお金がかかります。そしてそのロケットの打ち上げにもお金がかかるので、宇宙開発には資金難が常についてくるのはしょうがないですね。だからこそ今回のレースのようなプロジェクトを行って、少しずつ知名度を上げ少しでも多くの資金を集めることが宇宙開発への道だと思います。

38万キロは想像よりも遠いですね。僕としてはもっと多くのチームが月面に到達してレースを繰り広げると想像していました。でも、このレースまだ第1回。今後も開催される可能性はあるので、これからの動向にも注目する必要がありそうです。